豊後森機関庫  宿&キャンプ場 くじゅうエイドステーション

旧国鉄久大線を走る蒸気機関車(SL)の点検、格納庫として1934年に完成。
鉄筋コンクリート造りで、SLの向きを変える円形の転車台を中心に扇を広げた形をしており、当時最高の技術を用いて建築された。

車庫は久大線が全線開通とともに業務を始め、広さは1734平方メートル。
最盛期の23年には蒸気機関車25両の修理が行われ、250人の職員がいた。
機関車は60―70キロごとに石炭や水の補給基地が必要で、久大線では豊後森が補給基地の機関区に選ばれた。
戦時中は軍事輸送の拠点となったため、米軍の攻撃目標にされ、壁面には機銃掃射の弾痕が残っている。

原形のまま残る機関庫としては九州唯一、全国的にも14年に造られた京都の梅小路機関庫とここのみで、
その規模から鉄道遺産としてあらためて注目されている。老朽化のため車庫の内部は立ち入り禁止。



第15回機関庫まつり

日時:2017年10月15日(日) 10:00〜16:00
場所:大分県玖珠町 豊後森機関庫公園

毎年鉄道の日(10月14日)を記念して開催されています


  2016年機関庫まつり

2015.6.10に設置されたSL 福岡県志免町にあった「9600形」1919年製造


豊後森機関庫ミュージアム


第10回機関庫まつり 2012.10/13.14
                第10回機関庫まつりブログ              

まつり入口

転車台

機関庫跡背面

機関庫跡前面

近代化産業遺産に認定

機関庫を上から見たところ

豊後森機関庫保存委員会

豊後森駅 - Wikipedia


豊後森機関庫のプロフィール

●昭和9年5月8日(1934年)
熊本建設省より森駅に正式工事認可おりる。
5月より工事着工にかかる。
●昭和9年9月6日(1934年)
久大線工事は順調に進み、11月には全線開通予定で、最後の区間日田、天瀬間の工事が行われ、
久大線の心臓部、機関庫も順調に工事進展、保線区事務所、官舎30棟、電気、電話、給水等の
附属工事もあり、昼夜を問わずすすめられた。
●昭和9年11月15日(1934年)
久大線、最後の区間日田〜天瀬間が開通、これにより久留米・日田間の久大西線が全線開通
●昭和9年11月17日(1934年)
久大線全線開通 森機関庫の落成を祝う。 
●昭和20年(1945年)
米軍艦載機からの機銃掃射による攻撃で「機関区」にも被害が及ぶ。現在もその痕跡を
見ることが出来る。当時国鉄職員2名がその攻撃の犠牲となる。
※玖珠町で最初の航空写真は、米軍によって撮影されたものだと言う。その写真には、
皮肉にも機関庫が写されていた。
●昭和29年3月15日(1954年)
豊後森機関区は隆盛を極め、配備車は25両、職員は217人が勤務していた。
●昭和45年(1971年)
蒸気機関車は廃止され、新しくディーゼル車が導入さる。
無煙化で同時に旧豊後森駅機関区に幕は下ろされる。
●昭和59年11月4日
豊後森機関区開設50周年記念式典開催。
国鉄合理化で同機関区の乗務員は66人。廃止された機関庫には宮原線を最初に走った
「キハ07形式」1両が保管されていた。現在キハ07形は大分鉄道管理局が保有。

現在仕事をなくした機関庫は正面の豊後森駅を見守りながら、ひっそりと佇んでいる。



松山ケンイチ氏と瑛太氏が豊後森駅を走る 遠くにJAと切株山
2012.3.24公開の映画「僕達急行A列車で行こう」豊後森機関庫がロケ地に

新聞記事

2017.8.9 大分合同新聞
転車台“復活” 豊後森機関庫公園

玖珠町の豊後森機関庫公園で5日、機関庫転車台(国登録有形文化財)が46年ぶりに電動モーターで稼働した。住民グループ「豊後森トレインClub」(穴井裕康会長)が開いた納涼特別イベント「ちびっこなつまつり」の目玉企画で、子どもたちを喜ばせた。

 転車台は1934年に完成した扇形の旧豊後森機関庫へ蒸気機関車(SL)を収納する。稼働当時は機関庫内にある12のレールが転車台を中心に放射状に延び、自由にSLを方向転換できた。1970年、ディーゼル車の導入でSLは廃止。機関庫が役目を終えると同時に、転車台も使われなくなった。
 これまでイベントなどで手動で動かしていたが、今回のイベント内容を決める6月下旬の役員会議で「再びモーターで動かしたら面白いのでは」と動き始めた。クラブ員が発電機やモーター、電気系統設備などを設置して準備を整え、文化庁の承諾を経て実現した。
 この日、一日駅長の子ども4人がテープカットをして入電ボタンを押すと、全長約16メートルの転車台がゆっくりと回り始めた。その他、ミニSLの夜間運行や機関庫のライトアップなどもあった。
 穴井会長らは「住民が一丸となって転車台を動かすことができた。これからも子どもたちが楽しんでもらえるような企画を続けていきたい」と話した。
2017.6.14 大分合同新聞
モクモク笑顔の小旅行 豊後森機関庫SL移設2周年
 玖珠町の豊後森機関庫公園で11日、蒸気機関車(SL)「29612号」移設2周年記念イベントがあった。地域住民でつくる「豊後森トレインClub」(穴井裕康会長)の主催。さまざまなイベントがあり、家族連れでにぎわった。
 機関庫を中心とした町づくりを進めていた町が、SLの解体を予定していた福岡県志免町に譲渡を申し入れ、2015年6月10日に移設された。
 この日はメンバーらがSLを清掃後、イベント開始。公園内に常設しているミニSLコースでは、町内の団体が所有するミニ電車の他、福岡、熊本両県の愛好家団体が所有するミニSLの計5台が集結。子どもたちが1周約300メートルの小旅行を楽しんだ。
 オリジナルたこ作りや段ボールアート作りなどもあった。ミニSLに初めて乗った岩本実桜さん(9)=塚脇小学校4年=は「煙がいっぱい出ていて、楽しかった」と喜んでいた。
 「豊後森トレインClub」の尾方秀則事務局長(63)は「移設以降、町外の家族連れがよく訪れるようになった。今後も機関庫の魅力を高めて、町内観光地の拠点となるよう頑張りたい」と話した。
2017/02/19 大分合同新聞
手作り電車でGO! 豊後森機関庫公園を試走 日田林工高
 玖珠町の豊後森機関庫公園内にあるミニSLコースで、日田林工高校機械科3年生3人が製作したミニ電車の運行会があった。県内の高校生がミニ電車を作り、同コースで走らせるのは初めて。ゆっくりと動きだす電車を見た生徒たちは「頑張ってきてよかった」と充実感を漂わせた。

 玖珠町観光協会(佐藤隆会長)が2015年4月に日田林工高校へ依頼。同年2月に長崎県の工業高校生が同コースでミニ電車を走らせたのを機に、「県内の高校もできないか」と打診した。
 昨年度の3年生の試作車は動力が弱く、試走できなかった。「リベンジしよう」と現3年生の梶原晃希さん(18)、日隈圭吾さん(同)、福山大成さん(同)が引き継いだ。週1回約3時間の授業の他、放課後や休日も研究を重ね、先輩の電車をベースに改良を加え、1月中旬に完成させた。
 運行会には同校や町、町観光協会などから約30人が参加。生徒がスイッチを入れるとミニ電車が動きだし、拍手が湧き起こった。途中、バッテリートラブルなどもあったが、1周約300メートルのコースを完走した。
 福山さんは「カーブや線路切り替えのポイントをスムーズに進めなかったのは課題。でも達成感がある。地域に貢献できたならよかった」とうなずいた。佐藤会長(74)は「立派に走らせてくれた。今後も県内の高校などに呼び掛け、機関庫が盛り上がればうれしい」と話していた。
2017.1.24 大分合同新聞
ミニSLが“到着” 豊後森機関庫ミュージアム
玖珠町の豊後森機関庫ミュージアムに23日、ミニSLのイベントで使用している「旧国鉄C56形」が設置された。3月末まで特別展示する予定。施設の充実と来場者の満足度向上が目的で、鉄道ファンを中心ににぎわいづくりに一役買いそうだ。

 旧国鉄C56形は町内塚脇の小中病院(小中敏生院長)が所有。SL愛好家だった小中院長の父和一さん(故人)が10年ほど前に制作した。日本童話祭(5月)や機関庫まつり(10月)などで試乗イベントを開催している。特別展示は町が「試乗イベント以外でも活用したい」と依頼し、病院側が快諾した。
 ミニSLは長さ約170センチ、幅約30センチ、高さ約45センチ。客車を除く、機関車と石炭車を展示している。休館日の23日は午前10時から、町職員など6人が作業。多目的室中央に配置した木枠の中にミニSLを移して、アクリル板を取り付けた。
 町商工観光振興課の秋好英信係長(52)は「展示内容もこれからさらに工夫してリピーターを増やしていきたい」。小中病院の恒松昭紀事務長(43)は「多くの人たちに見てもらい、楽しんでほしい」と話している。
 ミュージアムは2015年11月にオープン。これまで約2万人が来場している。開館は午前10時〜午後4時。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入場料は中学生以上100円。
2016/10/1 大分合同新聞
連休満喫 ミニ電車に笑顔広がる 玖珠町で機関庫まつり
3連休中日の9日、県内各地でさまざまな祭りやイベントが開かれた。天候も回復し、家族連れら多くの人出でにぎわった。

 第14回機関庫まつり(大分合同新聞社後援)が、玖珠町の豊後森機関庫公園であった。実行委員会(原孝彰実行委員長)の主催。県内外から訪れた多くの鉄道ファンや家族連れでにぎわった。
 常設されているミニSLコースにはミニ電車、ミニSL計8台が集結。特急列車「ゆふいんの森」をモチーフにした車両も登場し、子どもたちは機関庫や伐株山などの眺めを楽しみながら、1周約300メートルの小旅行をした。
 会場には町商工会など約20団体が出店。焼きそばやカレー、唐揚げなどを販売した。車掌体験ができるコーナーもあった。
 大分市から家族と来た岡崎真夕(まゆ)ちゃん(5)と佑紀(ゆうき)ちゃん(3)は「ミニSLは速く、カーブを曲がるときが気持ち良かった」と話していた。

2015.11.8
豊後森機関庫ミュージアムオープン
大分合同新聞


豊後森機関庫ミュージアム
玖珠町の旧豊後森機関庫内に整備していた「豊後森機関庫ミュージアム」が完成し8日、一般公開が始まった。
  現地でテープカットをした後、朝倉浩平町長が「童話の里にふさわしいミュージアムができた」と式辞。浜田洋県議らが祝辞を述べた。デザインを担当したドー ンデザイン研究所の水戸岡鋭治代表(68)=東京都・豊の国かぼす特命大使=が「これから長い旅が始まる。ミュージアムをよろしくお願いします」とあいさ つした。
 ミュージアムは木造平屋(延べ床面積は約133平方メートル)。事務室や多目的室、公共トイレがある。多目的室には水戸岡代表の作品や機関庫、鉄道に関する資料、鉄道にまつわる絵本などを展示している。総工費は約2800万円。
 開館は午前10時〜午後4時。休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)。当面、入場は無料。

第13回豊後森機関庫まつり
第13回機関庫まつりが11日、玖珠町帆足の旧豊後森機関庫であった。蒸気機関車(SL)の移設記念式典があった他、恒例のミニSLの運行などがあり、多くの家族連れでにぎわった。
  町商工会青年部などでつくる実行委員会(原孝彰会長)の主催。ミニSLには長蛇の列ができ、子どもらが小さな旅を満喫していた。JR豊後森駅では同町森の 武田夢叶(ゆめと)ちゃん(6)、大分市明野南の玉田光ちゃん(6)が一日駅長を務め、特急「ゆふいんの森号」に出発合図をした。
 蒸気機関車は 今年6月に福岡県内から移設された。式典では朝倉浩平町長が「この機関庫を起点に交流人口を増やしていきたい」とあいさつ。衛藤征士郎衆院議員、浜田洋県 議らが祝辞を述べた。同機関庫活用推進協議会の尾方秀則事務局長が「機関庫を守り、町づくりに精進することを誓います」と、SLのメンテナンスなどを担う 「SL守り隊」の発足を宣言した。


ななつ星・或る列車 豊後森駅で豪華共演
大分合同新聞
玖珠町のJR久大線豊後森駅(篠原安生駅長)で8月上旬から、ホームに豪華寝台列車「ななつ星in九州」と観光列車「或(あ)る列車」が並ぶシーンを見ることができる。運行時間と路線の関係で生じた唯一擦れ違う場所。早速、多くの鉄道愛好家が駆け付けて写真に収めている。
 JR九州大分支社によると、ダイヤ通りに運行されれば毎週金、日曜日の午後3時20分ごろに両列車が同駅で擦れ違う。
 ななつ星は大分から博多方面へ、或る列車は日田から大分方面へ向かう途中に同駅に停車。ホームに並んだ状態が数秒間続く。
 篠原駅長(61)は「さまざまな形で乗客を迎えられてうれしい」。鉄道愛好家の会社員原口雄二さん(42)=名古屋市=は「落ち着いた駅舎の感じと豪華列車の共演が素晴らしい。見事だった」と興奮した様子で話していた。
 両列車がホームに並ぶシーンは10月11日まで見ることができる(9月13日は除く)。
2014.3.25
大分合同新聞
ミニSL発車オーライ
子どもたち乗せ試運転


 玖珠町が町内帆足の旧豊後森機関庫周辺に整備していたミニ蒸気機関車(SL)の線路が完成。24日、線路の安全性などを確認する試運転会があった。全長 約800メートルは西日本一の規模。機関庫には福岡県志免町からSLの移設が検討されており、本物のSLを迎える前に、小さなSLが勢いよく機関庫の近く を走り抜けた。

 北九州市のSL愛好家黒田敏裕さん(66)が所有するミニSLを使って試運転した。1周に要する時間や脱線する可能性のある場所などを調べた。安全を確認した後、見物に訪れた子どもたちも乗車。機関庫や周囲の田園風景を眺めながら約4分間の“小旅行”を楽しんだ。
  機関庫では、毎年秋の「機関庫まつり」で小規模の線路を敷設し、ミニSLを走らせている。同まつりが始まった10年ほど前から、線路の常設を願う声が町民 から寄せられていた。豊後森機関庫活用推進協議会の尾方秀則事務局長は「線路の完成は具体的に機関庫の活用が始まる大きな一歩となる」と期待する。
 線路の設計は黒田さんが担当。ミニSLの整備ができるコーナーなども作った。「九州で自由にミニSLを走らせられる所は他にない。鉄道愛好家たちにとっても大変喜ばしい」と黒田さん。
  町は機関庫を含む土地を公園にする計画で、ミニSL線路の導入は周辺整備の一環。2013年度に予算1600万円を確保し、同年6月から線路の設置工事を していた。ミニSL本体を所有していないため、すぐに誘客はできない状況。当面は町から許可を得て愛好家らが走らせるという。
 町は、JRグループが全国から大分県への誘客を図る15年夏の「デスティネーションキャンペーン」までに、ミニSLを運行する指定管理者を決める予定。
2014.2.26
大分合同新聞
蒸気機関車(SL)移設で大筋合意 玖珠町



福岡県 志免町 坪公園のSL
1919年製造の96型
 玖珠町の旧豊後森機関庫(国登録有形文化財)に福岡県志免町の蒸気機関車(SL)を移設する協議が進んでいる。機関庫を中心とした町づくりを始めた玖珠 町が、SLの解体を予定していた志免町に譲渡を要請し、25日までに移設について大筋で合意した。両町議会も前向きな姿勢を示している。移設が決まれば、 SLの設置を長年、願ってきた玖珠町、解体を惜しむ志免町にとって明るい話題となりそうだ。

 移設が検討されているのは、志免町中の坪公園のSL。同町によると、公園の整備工事に伴い、当初はSLを修復して町内の別の公園に移す計画だった。昨年 11月の臨時議会に1309万円の補正予算案を提出したが、高額な費用や維持管理費などを理由に議会が否決。12月議会では地元町内会が保存を求める請願 を出したが不採択となり、3月末までの解体が決まった。
 玖珠町によると、ことしに入り「旧豊後森機関庫で引き取ってほしい」という要望が福岡県内の鉄道愛好者らからメールなどで届いた。町は昨年12月、JR 九州のデザイナー水戸岡鋭治さんに町の将来構想(グランドデザイン)を委託し、鉄道をテーマにした町づくりを推進している。朝倉浩平町長はSLに関心を持 ち2月19日、志免町を訪れて譲渡を要請した。
 志免町は25日、譲渡要請について町議会へ説明した。南里辰己町長は「機関庫という本来あるべき場所に移したい。玖珠町は福岡都市圏から近く、見学に行 くのも容易だ」と訴えた。議会側はSLを保存でき、約300万円の解体費負担がなくなることから同意する方針を固めた。玖珠町もすでに町議会正副議長へ説 明しており、移設に肯定的という。
 今後、両町はSL移設の関連予算について議会の同意を得て手続きを進める。機関庫は耐震調査が進行中で、すぐにSLを受け入れることはできない状況。機関庫周辺の環境整備とSLの修復後に、展示される見込み。
 豊後森機関庫活用推進協議会の穴井裕康会長は「SLの移設は町民の悲願。ガラスが割れ、廃虚のようになっていた機関庫がよみがえる」と歓迎している。

志免町の蒸気機関車(SL)
 全部品を初めて国内で製造した「9600形」。1919年に造られ、九州各地で石炭などの貨物をけん引。旧国鉄志免鉱業所がSL用の石炭を産出していたこともあり、引退後の75年に公園に設置された。全長約16.5メートル。重さ約60トン。
2014/02/27 西日本新聞朝刊

玖珠町が機関庫跡にSL展示へ
志免町から譲渡、大筋合意

大分県玖珠町は、福岡県志免町から蒸気機関車(SL)を譲り受け、旧国鉄豊後森機関庫跡地に展示する協議を進め、志免町と大筋合意していることが26日、分かった。玖珠町は機関庫跡地の公園化構想を進めており、SL移設は鉄道をテーマにした町づくりに弾みをつけそうだ。
 移設が検討されているのは、志免町・中の坪公園にある1919(大正8)年製造の96型機関車。同町は昨年11月、公園改修に伴い町内移設を町議会に提案 したが、費用がかかるなどとして議会が否決。解体する方針だった。しかし機関庫整備構想を知る鉄道愛好者などが、玖珠町に「SLを引き取り保存、展示して ほしい」と要望。朝倉浩平町長が今月中旬、志免町を訪問し譲渡を申し入れた。
 玖珠町によると、無償譲渡を受け補修、運搬費は同町が負担。2014年度内移設の方向で協議中。
 機関庫周辺について町は、工業デザイナー水戸岡鋭治氏に整備構想の策定を委託。今後、機関庫の耐震補強など整備を進め、構想に合わせたSL展示方法などを探る方針。現在、町内の三島公園に展示中のC11型機関車の移設も検討している。 
 志免町の南里辰己町長は「SLが玖珠町でお役に立てるのなら協力したい。移設を機に両町の交流が深まれば」と話し、玖珠町の朝倉浩平町長は「子どもに夢を与え、観光浮揚にもつながると譲渡を申し入れた。慎重に協議を進めたい」としている。

2013.10.6
大分合同新聞
12.13日「機関庫まつり」
 玖珠町の国登録有形文化財、豊後森機関庫跡地で12、13の両日、「第11回機関庫まつり」がある。例年人気の「機関庫弁当」は、今年限りの“スペシャル版”「玖珠極旨(ごくうま)丼」を販売。初めて「大分お宝発見市 商工会物産展」を同時開催する。

 機関庫保存委員会、活用推進協議会のメンバーら約130人が5日早朝、機関庫跡地周辺で清掃活動。商工会青年部は機関庫弁当の容器にシールを貼るなど、まつりの準備を進めている。
 機関庫弁当はこれまで、地元産の食材を使った幕の内弁当だった。今回は「機関庫弁当外伝」として、有機無農薬栽培の玖珠米と玖珠牛を使ったステーキ丼の玖珠極旨丼(千円、1日200食限定)と豪華な内容。「赤字覚悟。ぜひ食べに来て」と川野武青年部長。
 会場には、うみたまごのタッチプールが初登場する。ミニSLやアルミカート、高さ約15メートルの高所作業車も子どもたちに人気。地元出身の落語家三遊 亭鳳志による落語、小中高生によるブラスバンド演奏、沖縄舞踊、フラダンス、ベリーダンスなどステージ部門も充実している。九州各地の駅弁や鉄道グッズ、 機関庫グッズの販売などもある。
 商工会物産展には地元玖珠町をはじめ、県内各地の商工会から約60団体が出店。ご当地グルメ、ご当地スイーツなどが並ぶ。実行委員会は「カウベルランド里山まつりや森町並み文化祭、玖珠駐屯地の記念行事もある。秋の玖珠を満喫してください」と呼び掛けている。
 機関庫まつりの問い合わせは実行委員会(TEL0973−72−1211)、物産展は県商工会連合会(TEL097−534−9507)へ。
2012.10.15 大分合同新聞

ミニSLに歓声 玖珠町で「機関庫まつり」
国の登録有形文化財になった玖珠町の「豊後森機関庫」跡地で14日、第10回機関庫まつり(大分合同新聞後援)があり、多くの家族連れや鉄道ファンらが詰め掛け、多彩なイベントを楽しんだ。町商工会の主催。
 藤蔭高校のブラスバンドを先頭に10周年の記念パレード。開会式で実行委員長の原孝彰同会副会長、河野博文会長らが「念願の登録有形文化財となって初めての祭り。一日中楽しんでほしい」とあいさつした。
 会場では恒例のミニSLが約70メートルだった乗車距離を約160メートルにまで延ばして“パワーアップ”。線路点検に使われる「アルミカート」の体験 乗車もあり、乗車した子どもたちは歓声を上げて喜んでいた。町商工会青年部が開発した「豊後森機関庫弁当」や全国各地の有名駅弁が並んだ販売コーナーも大 盛況だった。
 13日は前日イベントとして「扇形機関庫とまちづくりシンポジウム」があった。関係者ら約100人が参加。九州大学大学院の藤原恵洋教授が豊後森機関庫 の魅力と可能性について基調講演。パネルディスカッションでは河野会長やJR、九州経済産業局の関係者らが未来を語り合った。
2012.10.9 大分合同新聞

準備着々 14日、玖珠で「機関庫まつり」 
国の登録有形文化財になった豊後森機関庫をバックに多彩なイベントを楽しみませんか―。「第10回機関庫まつり」(大分合同新聞後援)が14日、玖珠町の 豊後森機関庫跡地周辺で開かれる。10周年記念となるまつりに向け、同機関庫活用推進協議会のメンバーらは機関庫を覆い隠すように成長した樹木を伐採する など準備を着々と進めている。
 午前9時半から、10周年記念パレード。日田市の藤蔭高校ブラスバンド部を先頭に、春日十字路から機関庫跡地までの間を地域の子どもたちが行進する。同10時から開会式。町内の中高生によるダンスなどが会場を盛り上げる。
 恒例のミニSLは、約70メートルだった距離を約160メートルに延ばしパワーアップ。町商工会青年部が開発した豊後森機関庫弁当(約300個限定)の販売もある。
 13日午後1時半からは前日イベントとして、「扇形機関庫とまちづくりシンポジウム」を町内帆足のホテル清流で開く。九州大学大学院の藤原恵洋教授をコーディネーターに迎え、機関庫を生かした町づくりについて議論する。入場無料。
 同日午後7時からは豊後森機関庫が登場する映画「僕達急行A列車で行こう」を機関庫跡地で上映する。チケットは500円。小学生以下は無料だが、保護者の同伴が必要。行事やチケットの問い合わせは町商工会(TEL0973−72−1211)へ。
2011.10.17 大分合同新聞

ミニSL出発進行 豊後森「機関庫まつり」
玖珠町の鉄道遺産「豊後森機関庫」跡地で16日、「第9回機関庫まつり」(大分合同新聞後援)があった。好天に恵まれ、県内外から訪れた多くの鉄道ファンや親子連れらが、多彩なイベントを楽しんだ。
 町商工会(河野博文会長)の主催。午前10時からあった開会式で、河野会長、広瀬勝貞県知事らがあいさつ。餅まきでオープニングを盛り上げた。
 会場では、蒸気を上げて走るミニSLや線路点検などで使用されるアルミカートの体験乗車に家族連れが長蛇の列。あちこちで子どもたちの歓声が響いた。
 町商工会青年部が開発した「豊後森機関庫弁当」は約300個がすぐに完売。日本各地の有名駅弁販売コーナーも大盛況だった。
 他にも町内の小中高生によるブラスバンド演奏や各種団体のステージ。列車のヘッドマークや機関庫のスケッチ展示などがあり、“童話の里のシンボル”は一日中にぎわった。
 同機関庫は鉄筋コンクリート造りの扇形機関庫としては九州唯一。同まつりは貴重な遺産を後生に伝えるための機運を高めようと始まり、秋の名物イベントになっている。

2011.10.12 大分合同新聞

豊後森機関庫弁当が完成 SL箸置き付き

 16日に玖珠町帆足の豊後森機関庫跡地周辺である「第9回機関庫まつり」で販売する豊後森機関庫駅弁が完成した。同町商工会青年部が昨年から販売、今年は豊後牛の牛めしと、吉四六漬を混ぜ込んだ2色ごはんが目玉となる。

 そのほかにも、ゆずようかん、サトイモの塩ゆで、だし巻き卵、ゆずごしょうで下味を付けた空揚げ、煮物など地場産品を使った料理が並ぶ。高野豆腐には豊後森機関庫の焼き印を押した。弁当箱は扇形機関庫をイメージした扇形にした=写真。

 弁当には地元の陶芸家が作ったSL型の箸置きと、きっぷのレプリカがおまけに付く。昨年は100個が5分で完売したので、今年は300個を販売する予定。価格は1200円。


2011.7.3 大分合同新聞

「コッキーちゃん」グッズで機関庫PR 
 豊後森機関庫(玖珠町所有)の保存と活用を町に要望している同機関庫活用推進協議会(穴井裕康会長)は、機関庫のキャラクター「コッキーちゃん」を描いた シャツやエコバッグを製作した。歴史的価値の高い機関庫を町外にアピールするのが狙い。4日から町内の商店街などで販売をスタートする。
 同会は今年4月、設立以来初めて総会を開会。本年度、機関庫グッズの開発やホームページ作成などに取り組むことを決定。グッズの第1弾としてシャツとエコバッグの製作を進めてきた。
 シャツはポロシャツ(2500円・白、黒、青、ピンクの各色)とTシャツ(2千円・白、黒、青の各色)の2種類。いずれも同機関庫保存委員会が公募した「コッキーちゃん」の絵が描かれている。Tシャツとエコバッグ(500円)には機関庫の平面図もデザインしている。
 グッズは道の駅「童話の里くす」、町観光協会観光案内所のほか、昭和町と春日町の両商店街の計10カ所で販売する。「豊後森機関庫グッズ」と書いたのぼり旗が目印。旗は森地区コミュニティー運営協議会まちづくり部会の助成で作った。
 尾方秀則事務局長は「今秋にはJR久大線で“まちあるき観光列車”がスタートし、機関庫を売り出す絶好の機会。グッズ販売が商店街の活性化にもつながってほしい」と話した。グッズの問い合わせは尾方事務局長(TEL0973・72・2662=尾方設計)へ。

2010.10.18 大分合同新聞


動く転車台が人気、玖珠町で機関庫まつり
 国の近代化産業遺産、玖珠町帆足の旧国鉄豊後森機関庫の跡地などで17日、「第8回機関庫まつり」(同実行委主催、西日本新聞社など後援)があり、 約1万1千人が訪れた。まつりの準備中に町商工会青年部が大量の泥を取り除いたら、手動で約40年ぶりに動くようになった転車台が人気を集め、大勢の人が 記念写真を撮ったりしていた。
 米軍機の機銃掃射跡が残る機関庫や蒸気機関車の方向転換に使われた転車台の歴史を知ってもらおうと、鉄道 OB会豊後森支部長の佐藤利康さん(69)が案内役になって機関庫ツアーを実施。全国の駅弁30種類の販売では、商工会青年部考案の「豊後森機関庫弁当」 100個が5分で完売した。大分市から親子で訪れた会社員佐藤充美(あつよし)さん(52)は「せっかく残っている機関庫や転車台を後世に伝えるのは大事 なことですね」と話した。
2010.10.18 大分合同新聞


“秋旅満喫”ミニSL 機関庫まつり
玖珠町に残る鉄道遺産「豊後森機関庫」跡地で17日、第8回機関庫まつり(大分合同新聞後援)があり、鉄道ファンや多くの家族連れらが詰め掛け、多彩なイベントを楽しんだ。

 町商工会(河野博文会長)の主催。開会式で河野会長や朝倉浩平町長らがあいさつし、もちまきなどでオープニングを盛り上げた。会場では線路点検などで使 用される「アルミカート」や蒸気を上げて走るミニSL(蒸気機関車)など体験型イベントに家族連れの行列ができ、子どもたちの歓声が上がっていた。
 有名駅弁販売コーナーには日本各地の30種類の駅弁がずらりと並んだ。町商工会青年部が開発した「豊後森機関庫弁当」は用意した100個がわずか5分で完売する人気ぶりだった。
 玖珠農業高校の生徒が作った「しいたけ石突きバーガー」の販売など各種露店が店を並べたほか、フリーマーケット、豊後森機関庫保存委員会の機関庫歴史ツアー、ステージでは地元小中学校、高校のブラスバンドや保育園の鼓笛隊の演奏などがあった。
 同機関庫は1934年に開設され、SLが廃止された70年まで活躍。九州では唯一現存する鉄筋コンクリート造りの扇形機関庫。まつりは、貴重な遺産を後世に伝えるための機運を高めようと始まり、秋の名物イベントになっている。
2010.10.16 大分合同新聞



町民の汗 転車台動かす 豊後森機関庫

 玖珠町帆足の旧国鉄豊後森機関庫で雨ざらしになっていた転車台が、動くことが分かった。17日の「第8回機関庫まつり」(同実行委主催)を前に9 日、町商工会の会員らが周辺の草刈りや清掃をした際、転車台に大量に積もった泥を取り除き、ずれていた歯車をかみ合わせたところ、手動で動かせるように なった。実行委は所有する町の許可を得て、同まつりで転車台を動かし、かつての機関庫の日常風景をしのんでもらう計画だ。
 昨年2月に国の 近代化産業遺産に指定された同機関庫は、町おこしの起爆剤として期待を集める一方、1971年の閉鎖後、放置状態だったことから傷みが進んでいる。転車台 は直径約18メートルの円形の回転台で、機関庫に出入りする蒸気機関車(SL)を載せて方向を変える役割を担っていた。
 町がJR九州に依頼した試算では、転車台が動くようになるための改修費は手動式で300万円だった。今回、町商工会青年部のボランティアが重機で2トントラック5台分の泥をかき出したところ動き出すという、うれしい誤算となった。
 電動式への改良は600万円、SLを実際に載せられる仕様にするには900万円−という試算もあるが、機関庫保存委員会会長で町商工会会長の河野博文さん (58)は「皆さんの努力で、動かないと思っていたものが動いた。お金をかけずともできる何かがある。活用に向け大きな一歩としたい」と期待を込める。

2010.10.13 大分合同新聞



「機関庫弁当」いかが
玖珠町商工会青年部(梶原友道部長、60人)は町の食材を使った「豊後森機関庫弁当」を試作した。弁当箱は扇形で機関庫の絵が描かれている。梶原部長は「町外の人が機関庫を知ってくれるきっかけになれば」と期待を込めている。
 町は2006年にJR九州から機関庫跡地(1万200平方メートル)を買収。観光と町民の憩いの場として整える「豊後森鉄道記念公園整備事業計画」を策定し、機関庫を生かした町おこしを目指している。
 同青年部は今年5月、ブランド開発委員会を立ち上げ、機関庫を町外にアピールできる商品の開発を進めてきた。数案の中から弁当作りに取り組むことを決め、県の「地域資源活用事業」を利用して試作品を作った。
 弁当には機関庫を知ってもらうための工夫が満載。弁当箱を包むパッケージには夕日に照らされる幻想的な機関庫の姿を印刷。機関庫の歴史の説明文も添えてある。パッケージを開くと、SLの形をしたかわいい陶器のはし置きに目を引かれる。
 機関庫を模した弁当箱の“屋根”を外せば、町の食材をふんだんに使った料理がぎっしり。吉四六漬けと玖珠米をまぜたご飯や地元産のシイタケなどを使った 煮物、豊後牛のしぐれ煮など。「豊後森機関庫」の文字が入った卵焼きも入っている。料理のレシピの考案は食堂などを営む部員が担当。SLはし置きの製作は 窯工房を経営する部員が行うなど、それぞれの職種を生かしてオリジナルな弁当を作った。
 5日に同商工会で試食会があり、関係者ら約30人が弁当に舌鼓。デザインや味は好評だったが、「1200円という設定価格が高い」「料理の量が少ない」などの意見が出た。
 弁当は17日に機関庫で開催される「第8回機関庫まつり」で午前11時ごろから販売。100個を用意している。アンケート用紙を同封しており、寄せられた意見を参考に料理や価格を検討するという。
 梶原部長は「改良を重ねて、駅や列車内での販売を目指したい。県を代表するような駅弁になってほしい」と話している。
2009.10.19 大分合同新聞


玖珠・機関庫まつり 豊後森駅は“80歳”
「豊後森駅開業80周年祭・第7回機関庫まつり」(大分合同新聞後援)が18日、玖珠町のJR豊後森駅や駅周辺で開かれ、鉄道ファンや家族連れらでにぎわった。
 駅前広場で開業80周年記念式典があった。関係者約40人が出席。記念行事実行委員長の河野博文町商工会長らがあいさつした後、森高校ブラスバンドを先頭に出席者らが豊後森機関庫までパレードした。
 パレードの一行がまつり会場に到着すると、同機関庫近代化産業遺産認定記念式典を開会。一日駅長や鉄道少年団を紹介し、豊後森駅・豊後森機関庫の歴史を 報告した。特設ステージでは陸上自衛隊湯布院駐屯地音楽隊、地元の保育園、小中学校の鼓笛隊やブラスバンド、こども太鼓の演奏、コーラス、特得応援券抽選 会、ビンゴ大会などがあった。
 まつり会場では、ミニSLやトロッコカーの乗車、ゲームコーナー、全国駅弁・鉄道グッズ販売、機関庫写真展示・ビデオ上映なども。
 豊後森駅で一日駅長の帆足隼ちゃん(6)と幸野響ちゃん(6)=いずれも森幼稚園=の2人が、午前11時1分発の特急列車「ゆふいんの森1号」に出発の 合図をした。駅舎では鉄道ヘッドマーク展示、森駅通り商店街で鉄道写真展示会、くすまちメルサンホールで記念スケッチ・記念フォト展示が行われた。
 関連イベントとして、町内外から約50人が参加して「リメンバー山頭火ウオーキング」が開かれた。
2009.6.16


遺産の状態、コツコツ確認 豊後森機関庫
玖珠町の豊後森機関庫保存委員会(河野博文会長)は15日、専門家の協力を得て、本格的な機関庫の現地調査を実施。年月を経て著しく進行した劣化状況を把握し、今後の活用に向けた議論の判断材料として役立てる。
 調査には県建築士会と県建築士事務所協会の玖珠支部、県玖珠土木事務所、県防水工事業協同組合、県外壁補修工事協同組合から約50人がボランティア参加。
 コンクリート強度のチェックのほか、ひび割れといった破損個所や屋上の防水状況など細部まで調査。雨漏り跡やコンクリート内部のモルタル部分が盛り上がったことによる空洞なども確認された。調査内容をまとめ、保存に必要な技術や費用などを算出する。
 機関庫は、鉄筋コンクリート造りの扇形機関庫としては九州唯一。ことし2月には、転車台とともに経産省の近代化産業遺産に選定された。今後の活用をめぐって、さまざまな意見が出ている。
 河野会長は「今も刻一刻と劣化している。貴重な遺産を守るため、迅速な対応を町にも求めていきたい」と話した。
2009.2.6 大分合同新聞


豊後森機関庫“遺産”選定 地元沸く
「保存運動に弾み」
 保存に向けての取り組みが実を結び、玖珠町の「豊後森機関庫」(扇形機関庫と転車台)が六日、経済産業省の近代化産業遺産に選定された。地道な活動を続けてきた関係者は「国に認められたことは、保存運動の大きな弾みになる」と喜びに沸いている。
 豊後森機関庫は一九三四年に完成し、同時に豊後森機関区が発足。昭和時代の町の発展を支えた。壁には米軍による攻撃の痕跡があり貴重な戦争遺産でもある。七一年に同機関区が廃止されてからは老朽化が進んでいた。
 存続を危惧(きぐ)した町民が集い二〇〇一年に保存委員会を設立。保存を求める「一万人の署名運動」を展開し、全国から目標を大きく上回る約二万三千人分の署名を集めた。活動の高まりを受け町が〇六年にJR九州から跡地を購入した。
 今後は文化庁の有形文化財登録に向け申請。町の次期総合計画(二〇一一―二〇年度)で活用を検討していく。後藤威彦町長は「玖珠の名所として全国に発信 できることをうれしく思う」。保存委員会の河野博文会長は「町民が集う憩いの場所として整備し、町の発展につなげたい」と喜びを語った
2008.10.13. 大分合同新聞


機関庫をバックに子どもたちを乗せて走るミニSL

玖珠町に残る鉄道遺産「豊後森機関庫」跡地で十二日、「第六回機関庫まつり」(大分合同新聞後援)があった。好天に恵まれ、県内外から訪れた多くの鉄道ファンや親子連れらが、工夫を凝らした多彩なイベントを楽しんだ。
午前十時からあった開会式では、浜田洋町商工会長らがあいさつ。もちまきでオープニングを盛り上げた。
 会場では、蒸気を上げて走るミニSLや本物の線路を走るアルミカート、高所作業車からの機関庫見物に長蛇の列。日本各地の有名駅弁販売コーナーは、用意した八百個がすぐに完売する人気ぶりだった。
 ほかにも町内の小中高生によるブラスバンド演奏や各種団体の郷土芸能のステージ。列車のヘッドマークや機関庫のスケッチ展示、ビンゴ大会、フリーマーケット、機関庫の歴史ツアーなどがあり、”童話の里のシンボル”は終日、笑顔にあふれていた。
 同機関庫は鉄筋コンクリート造りの扇形機関庫としては九州唯一。祭りは、貴重な遺産を後生に伝えるための機運を高めようと始まり、秋の名物イベントになっている。



北九州市の九州鉄道記念館に展示されている
旧宮原線(豊後森〜肥後小国)を走っていたキハ07 
  
 九州鉄道記念館                           キハ07に乗った我が家の末っ子           懐かしい半円形の車両
  
宮原線は1984年に廃線になりましたが、枕木が残っていたり、トンネルが車道になって残っています。町のウォーキング行事で歩きました。
宮原線 豊後森〜恵良〜町田〜宝泉寺〜麻生釣〜北里〜肥後小国

隣町、九重町飯田高原で貨車を改造した宿泊施設をやっています

              くじゅうエイドステーション